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WORKS開発事例

可動式クリアコードフック

可動式クリアコードフック

当社の既存品「クリアコードフック」は太いコードや複数のコードを通すには不向きな形状・サイズで用途によっては不便な商品でした。
その欠点を解消して、より使い勝手の良い商品にするべく開発に取り組みました。

1番のポイントはコードを通す半円状の部分の径を広げて、さらに可動式にした点です。
可動部分は「歯車状の軸」とその「受け」で構成する設計にしました。
ところがこの二つの篏合(かんごう=はめあわせ)の加減が非常に難しく、滑らかすぎるとストッパーにならずゆるゆる動いてしまう。
逆にきつくするとカチカチとスムーズに動かない上に途中で止まってしまい、
力任せに動かすと樹脂が割れてしまう。という残念な結果となります。

図面の引き直し、試作、検証を繰り返し、本番型を使用しての製造後も型の微調整をしてもらい、ようやく滑らかにカチカチ!っと
動きながらも程よい抵抗感を持つ、今の商品『可動式クリアコードフック』となりました。

直径10㎜のコードまでスムーズに通せるようになり更に若干上回る径のコードも
半円状の部分が押さえ込む形で固定する事ができる様になりました。

太いコードのみならず複数のコードをまとめて通すこともサッとできる為、配線の分岐等もしやすくなりました。
既存品と組み合わせて使用するのもおすすめです。

今後も更なる改善点を見つけて、商品をより進化成長させるために開発に取り組んで参ります。
お困りの事や、こうなったらもっと良くなるのに、など皆様からのご意見やご要望をぜひお気軽にお寄せください。


(製品について詳しくはこちら